愛知万博(愛・地球博)協会の中村利雄事務総長は31日の記者会見で、家庭で調理したものに限り、会場内への弁当やサンドイッチの持ち込みを認めると発表した。小泉純一郎首相の指示を受けた対応で、1日から実施する。
市販の弁当は食中毒対策を理由に今後も持ち込みを禁止。ペットボトルの飲料もテロ対策を理由にゲートで破棄させる。
中村事務総長は「家庭で調理した弁当は集団食中毒が起きる可能性がない」と説明。生ものを避けることを条件に、持ち込みを認める考えを示した。また「確かに首相の発言は重いが、それだけで対応を変えた訳ではない」と述べた。
(共同通信) - 3月31日17時42分更新